iOS11とmacOS High SierraではWi-Fiの共有が簡単に!
先日公開された最新版iOS11では、さまざまな改善が行われ、新機能も数多く追加されています。その中でも日常的に便利に利用できそうなのが、Wi-Fiネットワークを簡単に共有できる機能です。
パスワード入力の手間が省ける
iPhoneやiPadで新しいWi-Fiネットワークに初めてログインする場合、パスワード入力が必要です。この時、1台のiPhoneはすでにこのWi-Fiにログインしていて、もう1台は初めてだとします。
通常であれば、初めてログインするiPhoneのユーザーはパスワードを入力する必要があります。しかしすでにログインしている方のiPhoneに近づけると、ログインしている側の画面に、もう1台のiPhoneがWi-Fiに接続しようとしていることを示すポップアップ画面が表れます。
ここで「パスワードを送る」ボタンを押すと、パスワードが相手のiPhoneに送信されてパスワード入力フィールドが自動的に埋まり、接続できるようになります。
macOS High Sierra搭載Macとも共有可能
ここまでのプロセスは以前iPhone Maniaでもご紹介しましたが、Wi-Fiネットワークのパスワード共有機能は、iOS11を搭載したiOSデバイス間だけでなく、macOS High Sierraを搭載したMacとの間でも有効であることがわかりました。
macOS High Sierraは、現地時間9月25日(日本時間26日)に正式公開される見通しです。
新規デバイス購入時や友人が来た時にも便利
Wi-Fiネットワーク接続のためのパスワードは、文字数が多かったり、数字のゼロとアルファベットのオーの区別がつきにくかったりと、入力に手間取る場合も少なくありません。新規にiPhoneやiPad、Macを購入した時はもちろん、自宅に遊びに来た友人にWi-Fiをシェアしたい時にも便利です。
ただしこの機能を使うには、共有する側、される側ともにiOS11またはmacOS High Sierraがインストールされていて、かつ近距離にあり、ロック解除されている必要があります。
iOS11の新機能を徹底解説したこちらの記事も参照してください。
Source:Lifehacker
(lunatic)