macOS High SierraのGM版が開発者と登録テスター向けに公開

Appleは現地時間9月14日、Mac向けmacOS High Sierraのゴールデンマスター(GM) Candidate(最終候補版)を、開発者と登録一般テスター向けに公開しました。
なおAppleはmacOS High Sierraの正式バージョンを、現地時間9月25日に公開することを明らかにしています。
写真、ビデオ機能が向上、Safariが高速化
macOS High Sierraは現行OSのmacOS Sierraをベースとしており、ストレージ、ビデオ、グラフィックス機能の向上が中心となっています。
iOSではすでに導入されているApple File System(APFS)への移行、HEVC(H.265)形式のビデオへの対応のほか、グラフィックスAPIのMetal2へのアップデートによりThunderbolt経由での外部GPUへの接続が可能になります。
写真アプリでは新しいサイドバーの導入により、編集ツールやアルバムの利用が容易になり、新たなフィルターが追加されます。またPhotoshopやPixelmatorといった外部の画像編集アプリ、印刷サービスにも対応します。
Safariが高速化し、Siriの音声がより自然になるほか、iCloudやFaceTime、Messages、Notes機能も向上します。
Officeユーザーは要注意!
「Office for Mac 2011」はmacOS High Sierraではサポートされないので、ユーザーはmacOS High Sierraにアップデートする前に、「Office 2016 for Mac」の最新バージョンにアップデートし、Officeのデータのバックアップを取ることを強くお勧めします。
Source:MacRumors
(lunatic)