iOS10からiOS11で動作はどのくらい変わる?各iPhoneで比較した結論は

ios11 ios10 比較 

ios11 ios10 比較 
 
一般的には、最新のOSは最新の端末を想定しているため、iOSをメジャーアップデートすると、iPhoneの動作が遅くなる傾向にあります。しかし、どの程度動作に影響が及ぶか分からないため、アップデートを戸惑うユーザーもいるのではないでしょうか。

iOS10からiOS11で動作はどのくらい変わる?

Apple製品に関する様々な「実験動画」で知られるユーチューバーのEverythingAppleProが公開した動画は、iOS10の最終バージョンであるiOS10.3.3と、リリースされたばかりのiOS11とで、どの程度動作速度が変わってくるかを比較する内容となっています。
 
テーブルには、iOS11をサポートしているiPhone5sに始まり、iPhone7 Plusまでがズラリと用意されています(iPhone8以降は、出荷時からiOS11がインストールされているので除外)。
 

 
比較すると、iOS11はiOS10と遜色ない動きを見せるものの(立ち上がり以外)、やはりiPhone SEやiPhone5sともなると、動作の遅れがわずかながら目立ちます。ニュースサイトArsTechnicaが先日行った調査でも、iOS10とiOS11とで、iPhone5sでは電源オフ状態からの起動に10秒ほどの差が出ています。

iPhone6s以降なら積極的にiSO11へすべき!

公平を期して言えば、安定したバージョンのiOS10.3.3と、リリースされたばかりのiOS11を比較するのはフェアではありませんし、端末のコンディションも動作に影響します。ただし、実際にアップデートするかどうかを考えるうえでの助けにはなるでしょう。
 
動画を公開したEverythingAppleProも「アンロック時などのアニメーションを除けば、大抵の場合で、iOS11はiOS10とスピードは変わらなかった」とし、iPhone6s以降の端末を所有しているのなら、iOS11にアップデートすることを推奨しています。
 
また、実際に筆者も手元のiPhone6 PlusをiOS10.3.3からiOS11にアップデートしてみましたが、かつてiPhone4でiOS6からiOS7にした時と違って、動作に不快感を覚えるようなことはなく、ラグらしいラグも今のところはありません。
 
 
Source:YouTube
(kihachi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次