何もない土地に突然草木が!Appleの「AR」はファンタジーを現実にした

    apple park ar

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    草木の生えていない土地が、一瞬にして大自然に覆われる――ファンタジー世界の話ではありません。iOS11より、Appleは拡張現実(Augmented Reality:AR)への本格的な対応を開始。すでにデベロッパーに開発キット「ARKit」を配布しており、想像を超えた様々なアプリが登場しています。

    現実と仮想がiOS製品上で融合する!

    Appleが推進を始めたARが一体どのようなものかは、ジャーナリスト林信行氏がTwitterで公開した動画を見れば、よく分かるでしょう。
     


    ビジターセンターに配置された、Apple Parkの立体地図をiPadで覗くと、何もないはずの敷地一面に草木が登場します。草木だけではありません。よく見ると無機質な白いオブジェも、実際の建物と同じく存在感を放つ様子が確認できます。
     
    さらに左のバーを指で操作することで、時間帯によって移り変わる風景を楽しむことも出来ます。もちろん、このアプリはARKitによって開発されたもので、iOS11を搭載し、ARに対応するiPhoneやiPadなら、9月19日以降、誰でも現実と仮想が入り乱れた空間を味わえるようになります。

    iPhone XがAR全盛時代の扉を開ける

    12日に行われた新作発表会で、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が「ARは広大かつ深淵だ」と呼んだほか、同社の幹部も「どんなものが現れるのか、誰にも予測がつかない」と口にするなど、次世代技術としてのARはとてつもない可能性を秘めています。
     
    そんな中で、高性能カメラ、A11 Bionicニューラルエンジンと強力なGPU、複数の3Dセンサー、そしてユーザーの没入を可能にする有機EL(OLED)ディスプレイを搭載したiPhone Xは、まさにAR全盛時代を迎えるに相応しい存在と言えるでしょう。
     
     
    Source:Cult of Mac
    Photo:Twitter-Nobuyuki Hayashi
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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