著名アナリストがiPhone Xの「顔認証」を解説!色に「ホワイト」が復活?

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    iPhone X(iPhone8)には、従来の指紋認証(Touch ID)に代わって、顔認証(Face ID)がセキュリティー認証機能に用いられるとされています。この顔認証を支えるのが、iPhone Xに搭載された数々のセンサーです。

    4つのセンサーが顔認証に活躍

    精度の高い情報で知られるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏によると、新たな顔認証システムは、大まかに4つの部品(構造化照明トランスミッター、構造化照明レシーバー、インカメラ、測距/近接センサー。下記画像では環境光センサーも図示されている)に分けることができるそうです。
     
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    このうち、3次元モデルを取得する構造化照明センサーは、iPhone Xより新たに搭載されたもので、対象の表面に特殊な設計の光パターンを投射することで、投射されたパターンの変形を検知します。これによって得られた3D情報と、インカメラから得られた2D情報が、ソフトウェアのアルゴリズムによってデータとして結合されると、クオ氏は解説します。
     
    また、センサーからおよそ50~100cmの適切な範囲内に収まるよう、測距/近接センサーが、iPhoneに対してユーザーが近すぎるか、遠すぎるかを判断します。

    カラーバリエーションに「ホワイト」が復活?

    興味深いことに、クオ氏は「OLEDのiPhoneモデルすべて(ホワイト、ブラック、ゴールド)が、黒くコーティングされたフロントガラスを搭載する」とも述べています。
     
    したがって、もし事実であるとすれば、ホワイトのボディにフロントガラスという黒の組み合わせは、iPhone3G/3GS以来となります。
     

    iphone3gs ホワイト

     
    また、カラーバリエーションについても「ホワイト、ブラック、ゴールド」の3種類を挙げており、これまで噂されてきた「シルバー、ブラック、ブラッシュゴールド(コッパーゴールド)」とは異なる点にも注目しておきたいところです。
     
     
    Source:AppleInsider,9to5Mac
    (kihachi)

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