iPhone8発表会場、スティーブ・ジョブズ・シアターに秘密のデモスペースか

    Apple Park 空撮 2017年6月

    Apple Park 空撮 2017年6月
     
    Appleが9月12日にiPhone8発表イベントを開催するスティーブ・ジョブズ・シアターの建物に隠された秘密を、同シアターのデザインに詳しい人物からの話として、米メディアBloombergが報じています。

    比較的小規模なスティーブ・ジョブズ・シアター

    Appleの新本社、Apple Park敷地内を見渡せる高台に建つ、スティーブ・ジョブズ・シアターで、現地時間9月12日(日本時間では13日午前2時)にiPhone8の発表イベントが開催されます。
     
    スティーブ・ジョブズ・シアター
     
    スティーブ・ジョブズ・シアターの収容人数は1,000人と、2015年、2016年と2年続けて新型iPhone発表イベントが開催されたサンフランシスコ市内のビル・グラハム・シビック・オーディトリウムの7,000人と比べて小さいため、招待者はかなり限定されているとみられています。
     
    また、報道関係者らに発表直後の新製品を見せるデモスペースをどう確保するのか、という疑問も出ていましたが、スティーブ・ジョブズ・シアターの建物に「One more thing」なサプライズが隠されているようです。

    ガラス張りのロビーに隠されたデモスペース

    Bloombergが報じている情報をもとに、スティーブ・ジョブズ・シアターで開催されるイベント参加者の動きをまとめると以下のようになります。
     
    スティーブ・ジョブズ・シアター
     
    イベントの参加者は、ガラス張りのロビーから、弧を描くらせん階段で降りていきます。
     
    階段に併設されているエレベーターは回転式で、人々は乗り込んだ時と同じドアから、前を向いたまま、エレベーターを降りて進むことができます。
     

    1脚14,000ドル(約153万円)の革張りのシートに座って、iPhone8やiPhone7s/7s Plus、Apple Watch Series 3、第5世代Apple TVなどの発表を聞き終え、参加者がロビーに戻るとサプライズが待っています。
     
    ロビー中央の床下に隠れていた、円筒状のスペースがせり上がりデモスペースが出現し、発表されたばかりの新製品を手に取って試せるデモスペースが出現します。

    空撮映像では打ち合わせ中らしき人影も

    先日公開された、スティーブ・ジョブズ・シアターを含むApple Parkの新作空撮映像では、シアター周辺の工事が完了しているほか、内部でイベントに向けた打ち合わせを行うApple社員らしき人影も確認できています。
     
    あと数日に迫ったスペシャルイベントは、Appleがライブストリームで映像を配信し、iPhoneやMac、Windows10のEdgeなどで視聴可能です。iPhone Maniaでは、最新の情報をわかりやすくお伝えします。

     
     
    Source:Bloomberg, MacRumors
    Photo: Youtube-Duncan Sinfield (1), (2)
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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