9月12日、iPhone8は発表されても発売は11月?Appleの仕様確定に遅れ

iPhone8 Martin Hajek

iPhone8 Martin Hajek

 
現地時間9月12日の発表が見込まれる、有機EL(OLED)ディスプレイ搭載のiPhone8発売が11月にずれ込むのではないか、と業界関係者から得た情報をもとに韓国メディアThe Investorが報じています。

iPhone8の仕様確定に時間がかかったApple

iPhone8用の部品を供給するサプライヤー関係者が、The Investorに「部品の製造が開始されたのは8月の終わり頃だった」と語っているそうです。
 
AppleがiPhone8の仕様を確定するのに時間がかかっており、つい最近まで同サプライヤーに具体的な発注数量を伝えて来なかった、とのことです。
 
このサプライヤーは通常、iPhoneの製造プロセスの初期に部品を出荷していることから、他の部品を供給するサプライヤーの出荷開始も最近始まったばかりと考えられるため、OLEDを搭載したiPhone8の発売は11月までずれ込むかもしれない、と伝えられています。

iPhone7s/7s Plusは発表直後に発売可能か

他の匿名の情報筋は「仮にOLED搭載のiPhoneが9月に発売されたとしても、その数量はきわめて限られたものになる」とThe Investorに伝えているそうで、これはApple関連情報の精度の高さで定評のあるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏による「iPhone8の当初の出荷台数は200万~400万台程度」との予測と一致します。
 
Appleの新本社敷地内のスティーブ・ジョブズ・シアターで初めて開催される9月12日のイベントでは、OLED搭載のiPhone8(またはiPhone X、あるいはiPhone Edition)のほか、現行モデルの性能向上版であるiPhone7sとiPhone7s Plusが発表されると予測されています。
 
The Investorは、iPhone7sとiPhone7s Plusは発表直後に販売できるよう、6月には部品の供給が開始されていた、と伝えています。

 
 
Source:The Investor
Photo:Martin Hajek
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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