NTTドコモ、受信時最大788Mbpsのサービス提供を開始

    ドコモ PREMIUM 4G

    ドコモ PREMIUM 4G

     
    NTTドコモは9月4日、LTE通信サービス「PREMIUM 4G」において、受信時最大788Mbpsのサービス提供を開始したことを発表しました。当初はソニー、シャープ、Samsung製スマートフォンの各1モデルで対応します。東京、名古屋、大阪の一部地域から提供を開始し、順次全国に拡大する予定です。

    複数の電波を束ねて速度と安定性を向上

    NTTドコモの「PREMIUM 4G」は、複数の周波数帯を束ねて同時に使うキャリアアグリゲーション技術により、受信時最大788Mbpsの理論値を達成しており、従来の受信時最大682Mbpsからさらに通信速度が引き上げられています。
     
    ドコモ PREMIUM 4G
     
    複数の周波数帯を使うことで、ある周波数帯の電波状況が悪化しても、他の周波数帯を使うことができるため、安定した通信が可能となっています。
     
    NTTドコモが総務省の定める「実効速度に関するガイドライン(略称)」に基づき計測した結果では、受信実効速度は97Mbps~162Mbpsだった、とのことです。

    対応スマホは3モデル

    対応機種は、ソニー製「Xperia XZ Premium SO-04J」、シャープ製「AQUOS R SH-03J」、Samsung製「Galaxy S8+ SC-03J」の3モデルのスマートフォンと、NEC製のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01J」の合計4機種です。
     

    ドコモ PREMIUM 4G

    ドコモ PREMIUM 4G 対応機種


     
    スマートフォン3機種は、配信されている更新ソフトウェアの適用により受信時最大788Mbpsの通信に対応します。
     

     
    なお、iPhone7/7 Plusは、受信時最大450Mbpsの速度のLTE-Advancedに対応しており、iPhone6s/6s Plusより50%以上の高速化が果たされています。9月12日に発表されるであろう「iPhone8」の対応速度にも期待したいところです。

    KDDIも受信時最大708Mbpsのサービスを開始

    9月1日には、KDDIが受信時最大708Mbpsの通信サービスの提供を開始しています。
     
    ソフトバンクは昨年9月、iPhone7の発売にあわせて混雑時でも安定した高速通信を可能にする「Massive MIMO」の提供を開始しています。

     
     
    Source:NTTドコモ
    (hato)

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