Anker、最新の高速充電モバイルバッテリー、完全ワイヤレスイヤホンなどを発表

 
スマートフォンアクセサリの人気ブランド、Ankerは9月1日、新事業戦略を発表し、最新の高速充電技術「PowerIQ 2.0」対応のモバイルバッテリーや完全ワイヤレスイヤホン、AmazonのAlexaに対応したスマートスピーカーなどを発表しました。

iPhone7 Plusのフル充電時間が1時間短縮する最新規格

Ankerは、接続した機器に応じて、最大のスピードで急速充電を行う独自技術「PowerIQ」を進化させた「PowerIQ 2.0」搭載のモバイルバッテリー「PowerCore II Slim 10000」の日本投入を発表しました。
 

 
従来は最大入力12Wまでの対応だったところを、PowerIQ 2.0は最大入力18Wまで引き上げ、あらゆる機器にフルスピード充電が可能です。
 

 
iPhone7 Plusのフル充電に、従来品なら3.18時間かかっていたところ、PowerIQ 2.0規格なら2.1時間と、約1時間早く完了させられます。
 

 
また、バッテリーへの充電も高速化することができ、5V/1Aの充電器で約10時間かかるところ、急速充電器を使えば約4時間でフル充電可能です。
 
iPhone7を3回以上フル充電できる10,000mAhの大容量ながら、約137 x 66 x 16mmと、iPhone7とほぼ同じサイズです。重さは210gです。
 
「PowerCore II Slim 10000」は9月4日発売予定で、価格は3,299円です。なお、Amazon.co.jpでは先着2,000個限定で2,799円に割引されます。

Amazon Alexa搭載のスマートスピーカー

Ankerは、スマートホームブランド「eufy」の第1弾として、Amazon Alexaを搭載したスマートスピーカー「eufy Genie」（ユーフィ ジーニー）を発表しました。
 

 
また、製品名未定ながらAmazon Alexa対応のスマートスピーカーで、バッテリー内蔵／非内蔵の2モデルの発売を予告しています。
 

オーディブランド「Zolo」からSiriも使える完全ワイヤレスイヤホン

Anker発のオーディオブランド「Zolo」第1弾として、クラウドファンディングサイトKickstarterで話題となった完全ワイヤレスイヤホン「Liberty＋」（リバティ プラス）も発表されています。
 

 
AppleのAirPodsのように、イヤホンからSiriなどのアシスタントを呼び出すことができるのが特徴です。連続再生時間は本体が3.5時間、充電ケースを使えば最大48時間の再生が可能です。

iPhone8用ケースを発表（現在は削除済み）

アメリカのAnkerは先日、スマートフォンアクセサリブランド「KARAPAX」のWebサイトで、「iPhone8」「iPhone7s/7s Plus」用のケースを発表していました。
 

 
しかし、本稿執筆時点では「2017年モデルのiPhone用ケースは近日発売」との表記に差し替えられています。

Ankerのロゴも刷新し「Anker 3.0」へ

 
Ankerは、モバイルに特化したブランドから生活を支えるブランドへと進化する、新たなステージを「Anker 3.0」と位置付け、ロゴのデザインやスローガンを刷新しています。
 

 
 
Source: Ankerのプレスリリース, KARAPAXサイト, ケータイwatch
(hato)