iPhone7s Plusのロジックボード画像が流出、A11プロセッサのスペースも
iPhone8と同時に発表が見込まれるiPhone7s Plusのロジックボードとされる画像を、リーク情報に詳しいベンジャミン・ジェスキン氏が公開しました。Appleは9月に、デザインが刷新されたiPhone8と、現行モデルの性能向上版であるiPhone7s、iPhone7s Plusを発表すると予測されています。
ネジ穴から判断か
ベンジャミン・ジェスキン氏がiPhone7sのものとしてTwitterで公開したロジックボードの画像について、米メディアMac Rumorsは、ネジ穴の位置が現行のiPhone7 Plusと同じであるものの、ネジ穴の上の細い部分がiPhone7より広いので、iPhone7s Plusのものかもしれない、と述べています。
画像のロジックボードは、チップ類が搭載される前の裸の状態ですが、Mac Rumorsは先日、画像が流出したA11プロセッサが搭載される位置に加え、LTEモデムの収まる部分の形状から、Qualcomm製ではなくIntel製モデムが搭載されると予想しています。
また、ロジックボードに印刷された文字から、8月上旬にあたる2017年の第32週に製造されたものと推測できます。
なお、iPhone8のロジックボードは複層構造になり、空いたスペースにL字型のバッテリーが搭載されると、Apple関連情報に詳しいKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が今年2月に予測しています。
#iPhone7S Logic Boards
Look like Apple A11 chip inside ?? pic.twitter.com/sqKvKfTdbH
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年8月24日
高い処理性能を持つA11プロセッサ
A11プロセッサは台湾のTSMCが独占受注しており、新しいiPad Proに搭載されているA10Xプロセッサと同じ10nmプロセスで製造されているとみられます。
先日、A11プロセッサのベンチマークスコアとされる情報が公開され、非常に高い処理性能を持つとされています。
iPhone7sとiPhone7s Plusは、「sモデル」と呼ばれる現行モデルの性能向上版で外観上の大きな変化はないと予測されていますが、iPhone8と同様にワイヤレス充電に対応するため、背面パネルがガラス製に変更されるとの噂があります。
Source:MacRumors
(hato)