Apple、WWDCで新型MacBook 3モデルを発表か

Appleが、6月5日から開催される世界開発者会議(WWDC) 2017で、MacBookの新しいモデル3種を発表する見通しです。
新型MacBookが3モデル登場か
Bloombergによると、AppleはWWDCにおいて、新しいMacBookを合計3モデル発表するとのことです。これはSurfaceの売上を伸ばしているMicrosoftと対抗するためと見られています。
同メディアが関係者から入手した情報によれば、WWDCで発表されるのは、IntelのKaby Lakeプロセッサを搭載した「MacBook Pro」、より高速なIntelプロセッサを搭載した「12インチMacBook」、プロセッサなどをアップグレードした「13インチMacBook Air」の3モデルです。
Appleの年間売上2,160億ドルのうち、Macが占めるのはわずか11%に過ぎず、全体の3分の2を占めているのはiPhoneです。しかし同社がMacおよびMacBookを重要な製品と考えているのは確かです。
Surfaceの勢いを止めるための新MacBook投入
BloombergはMacBookの新型モデル投入について、時期的にも合っていると指摘します。
Microsoftは今月、教育市場向けを想定したSurfaceシリーズの最新版薄型ノートPC「Surface Laptop」を発表しました。また今月中に新型の「Surface Pro」を発表するとの噂も浮上しています。
Surface LaptopはMacBook Airと完全に競合するモデルと見なされており、Appleとしてはここで新型MacBookを発表することで、Microsoftの勢いを止める必要があるというのが、業界に詳しい人々の認識となっています。
WWDCでは大量のハードウェアが発表される?
Appleは2013年6月開催のWWDCでMac ProとMacBook Airを発表して以来、WWDCではハードウェアのアップグレードは発表していません。
今年のWWDC2017では、MacBookに加え、9.7インチiPad Pro、Siri搭載スピーカーの発表も噂されており、実現すれば、かつてない大量の新ハードウェアが発表される会議となります。
Source:Bloomberg
(lunatic)