Apple、iOS10.2.1と10.3への署名停止へ

    無料写真 https://pixabay.com/ja/アップル-iphone-macbook-macbookの12-1867991/

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    Appleが最新のiOS10.3.2のベータ版配布に伴い、iOS10.2.1および10.3への署名を停止しました。これによりiOS10.3や10.3.1からのダウングレードはできなくなります

    APFSからのダウングレードは不可能

    AppleはiOS10.3のリリースと同時に、新しいファイルシステム「Apple File System(APFS)」を導入しました。そのためiOS10.2.1からiOS10.3へアップグレードすると、従来のファイルシステムであるHFS+から自動的にフォーマットの書換えが行われます。
     
    つまり、一度iOS10.3へのアップデートを行なうとファイルのフォーマットが完全に変わってしまうため、以前のiOSバージョンへのダウングレードは不可能です。

    早々に署名を停止

    通常Appleは、iOSのメジャーアップデートを行ってから、バグなどの修正が落ち着くのを待って、数週間後に旧バージョンへの署名を停止していますが、今回は上記の事情もあり、iOS10.3.2のベータ版配布後早々に署名を停止しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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