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Appleが最新のiOS10.3.2のベータ版配布に伴い、iOS10.2.1および10.3への署名を停止しました。これによりiOS10.3や10.3.1からのダウングレードはできなくなります。
AppleはiOS10.3のリリースと同時に、新しいファイルシステム「Apple File System(APFS)」を導入しました。そのためiOS10.2.1からiOS10.3へアップグレードすると、従来のファイルシステムであるHFS+から自動的にフォーマットの書換えが行われます。
つまり、一度iOS10.3へのアップデートを行なうとファイルのフォーマットが完全に変わってしまうため、以前のiOSバージョンへのダウングレードは不可能です。
通常Appleは、iOSのメジャーアップデートを行ってから、バグなどの修正が落ち着くのを待って、数週間後に旧バージョンへの署名を停止していますが、今回は上記の事情もあり、iOS10.3.2のベータ版配布後早々に署名を停止しています。
Source:9to5Mac
(lunatic)
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