iPhoneやiPadにデジタルクラウンを搭載する計画、まだまだ進行中?

apple 特許 デジタルクラウン

Apple 特許 デジタルクラウン
 
Apple Watchに搭載されているデジタルクラウンを、iPhoneやiPadにも搭載する?一見ナンセンスにも思えるような計画をAppleが着々と進めていることが、新たに取得された特許から判明しました。今回の特許は、iOS製品に搭載されたデジタルクラウンを回すことで、複雑な触感フィードバックをユーザーに伝えるというものです。

デジタルクラウンの「巻いている感」を再現

iPadにデジタルクラウンを搭載した特許図が7月に公開されたときは、いかにボリュームコントロールやズームアウトが手軽に出来るとはいえ、Appleの美学とかけ離れたデザインに多くのユーザーが衝撃を受けましたが、8月になると今度は、ディスプレイ内の3Dグラフィックスをクラウンで回転させられるようにする特許まで登場しました。
 
apple 特許 デジタルクラウン
 
そして12月の今回、米国特許商標庁(USPTO)が新たに公開した特許でもやはり、Appleはデジタルクラウンを回転させてiOS製品の操作を行うことにこだわりをみせています。
 
apple 特許 デジタルクラウン
 
ただし本特許では、複雑な触覚フィードバックとの組み合わせが紹介されており、デジタルクラウンを回すことで、実際に時計のネジを巻き上げるような感覚を擬似的に再現するような技術が焦点となっています。
 
実際すでにiPhone7では、従来のようなクリック式の物理ホームボタンは廃止され、Taptic Engineによって振動で「クリック感」を再現する方法が採られています。
 
この特許がどのような形で活かされるのかは不明ですが、現実的なラインを考えると、いきなりiPhoneやiPadにリューズが搭載されるというよりも、次世代Apple Watchに同技術が搭載される可能性がある、といったところでしょうか。
 
 
Source:Patently Apple,9to5Mac
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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