米Samsung、Galaxy Note 7に充電を不可能にするアプデ配信へ!
Samsungは、回収されていないGalaxy Note 7による事故を防ぐため、思い切った対策に乗り出します。端末を充電不可能にするアップデートをアメリカで配信するようだとThe Vergeが報じています。
アップデート配信で回収に応じない端末の充電を不可能に
発火や爆発が相次いだGalaxy Note 7は、製造・販売が終了しており、全世界で端末の回収が行われています。まだ回収に応じていない端末による事故が発生を予防するため、アップデートを配信し、充電をできなくするようです。
The Vergeが、Galaxy Note 7を起動するたびに表示されるメッセージの文面を入手し公開しています。
米国携帯メッセージ:12月15日付けで、Galaxy Note 7を充電不可能にするため、Samsungがソフトウェアを修正します。この携帯電話は使用できなくなります。
Samsungは以前、充電を60%までに制限するアップデートも配信していましたが、ついに充電不可能にして、完全に使用できなくするようです。
各国で進められる「文鎮化」。爆発の原因は無茶な設計か
Samsungは、カナダでは通話やデータ通信に加えて、Bluetooth、Wi-Fiも使えなくするアップデートを現地時間12月12日にGalaxy Note 7向けに配信する予定です。
このほか、オーストラリアやニュージーランドでは、Galaxy Note 7の通話・通信を携帯キャリアのネットワークから遮断することを発表しています。
なお、Galaxy Note 7の発火・爆発事故の原因は、必要な余裕なく本体にバッテリーを詰め込んだ無理のある設計だろうと言われています。
Source:The Verge
(hato)