Apple Music、会員数が2,000万人に到達!3ヶ月で15%増加

Apple Musicの会員数がサービス開始から18ヶ月で、2,000万人に到達したことが明らかとなりました。
勢いを保ちながら会員数が増加
Appleは9月、Apple Musicの会員数が1,700万人であることを発表しており、わずか3ヶ月で15%も会員数が増加した計算になります。
また、ユーザーの50%がアメリカ以外に住んでいることが判明しているほか、60%が直近12ヶ月以内にiTunes Storeで何も購入していない、と述べています。
音楽ストリーミングサービスで先行するSpotifyの有料会員数は9月時点で4,000万人ですが、あくまでもこれは2008年よりサービスを開始しての数字です。一方のApple Musicは提供が始まってから1年半しか経過していないことを思えば、サードパーティーアプリに過ぎないSpotifyが頭を抱えるのも無理はありません。
Appleのエディー・キュー上級副社長は、一部のユーザーが休止状態になっていることは認めつつも、それでも「大半のユーザーは新規顧客だ」とし、同サービスが引き続き勢いを保っていると強調しています。
また、同社は以前、1億人のユーザーを視野に入れているとも述べていました。
世界的にストリーミングサービスは2社に収れんか
Apple Musicには、ライバルであるTidalを買収するのではないか、との観測も出ています。
Apple Musicを統括するジミー・アイオヴィン氏は買収を否定していますが、以前よりTidalの経営状態は芳しくないことが知られており、仮に見送りとなった場合でも、そう遠くないうちに、SpotifyとApple Musicにユーザーが収れんしていく未来を予想するのは難しくないでしょう。
なお、SpotifyもSoundcloudの買収に向けて交渉を進めていることが分かっています。
Source:Billboard via THE VERGE
(kihachi)