Appleのデザイン本、衝撃の裏話!「製品の多くを買いに行った(笑)」

Designed by Apple in California

Designed by Apple in California

 

Appleは11月16日、同社のデザインの歴史を450点の写真で振り返る「Designed by Apple in California」を発売しました。Appleのデザイン最高責任者ジョナサン・アイブ氏が、英メディアWallpaperのインタビューに衝撃の告白をしています。

まさかの告白!Appleは自社製品を保管していなかった!?

8年前、つまり2011年に逝去した故スティーブ・ジョブズ氏の存命中から構想が進められていた「Designed by Apple in California」の製作の裏話としてアイブ氏が「実は、この本に収められている製品の多くを買いに行かなくてはならなかった(笑)」と明かしています。
 
「Designed by Apple in California」
 
アイブ氏は、「お恥ずかしい話ですが、過去の製品を保存することに時間と労力を割いていなかった」と、常に未来の製品を生み出すことに全精力を注いでいたため、とその理由を説明しています。

祖国・英国メディアのインタビューに思わずポロリ?

歴史に残るデザインを数多く世に送り出してきたAppleが、過去の自社製品を保存していなかったとは、驚きです。
 
カーサ・ブルータスのインタビューでも「Designed by Apple in California」に込めた想いを語っていたアイブ氏は、いつも真剣な表情で語る姿が印象的です。
 
笑顔を見せることも少なく、役員一覧のページでも一人だけ真顔であるゆえに「退職騒動」が起きたこともありました。今回は、出身国イギリスのメディアによるインタビューということで、つい口が滑ったのかもしれません。
 
「Designed by Apple in California」は、Appleのオンラインストアで購入できるほか、Apple銀座では展示販売も行っています。
 
「Designed by Apple in California」を手にした方は、「この製品は買いに行ったのかな?」などと思いを巡らすのも楽しいかもしれません。
 

 
 
Source:Wallpaper
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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