パラノーマル・アクティビティ!燃えるGalaxy Note 7が監視カメラに映り込む
相次ぐ爆発事故で販売終了を余儀なくされたGalaxy Note 7ですが、同端末が燃えている様子を収めた動画が公開され、話題を呼んでいます。
家中に立ち込める悪臭漂う煙!
早朝7時のホノルルでダイヤモンドヘッドに日が昇った頃、ディー・デカサさんのGalaxy Note 7からは煙が立ち昇っていました。動画では、彼女が慌ててソファーで寝ている夫を起こし、煙の上がった端末の鎮火に躍起になっている様子が確認できます。
彼女によると、いきなり手にしていたGalaxy Note 7が弾けるような音とともに膨らみ始め、緑の煙が出てきたそうです。もちろん、爆発事件が起きたのは、リコールで交換済の「問題ないはず」の端末です。
ニュースサイトBGRは、「想像してほしい。ソファーに横になって、仕事のことを考えたりしながらくつろいでいると、突然妻が金切り声を上げて部屋に飛び込んでくる。手の先には真っ黒の煙を吐くスマートフォンが握りしめられているんだ」と、デカサさん夫婦に起きた出来事を解説しています。
はっきりとした原因は不明
今回のGalaxy Note 7の回収・販売終了騒動によって、最終的にSamsungは約2,800億円の損失を被るとみられていますが、ブランドのイメージダウンは必至で、次期フラッグシップモデルであるGalaxy S8の売り上げへの悪影響は避けられません。
専門家も、バッテリーに問題があるというよりも、数多のサプライヤーが製造に関与しているためはっきりした原因を特定できないのが実情だ、と述べており、こうした問題がSamsungに限らず、今後ほかのベンダーで起こる可能性もあります。
Samsungは、同端末のユーザーに対し、ただちに電源を切り、使用を中止するよう呼びかけています。
Source:BGR,The Washington Post,WSJ
(kihachi)