Samsung、交換後のGalaxy Note 7も爆発する事象について声明発表

samsung galaxy note 7 

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Samsungは7日、交換後のGalaxy Note 7で爆発事故が続いていることについて、声明を発表しました。

キャリアや消費者の懸念払拭に努める

Samsungは声明で、「交換後の新たなGalaxy Note 7について疑問を呈するレポートによって、キャリアと消費者が懸念を示している事態について把握している」としたうえで、報告されている事象について「捜査を続けるとともに、原因を特定し、解決法を早急に共有する予定である」と発表しました。
 
何について疑問を呈しているのか、具体的な事象とは何なのかといった記載が避けられているため、状況を知らないユーザーにとっては何が何やら分からない声明となっていますが、もちろんこれは、世界中を騒がせているGalaxy Note 7の爆発問題を念頭に置いたものです。
 
世界的なリコールを行い、問題のない端末へと交換したことで、一旦は沈静化したかに思われた同問題。しかし、交換後のNote 7でも爆発事故が相次いで発生しており、米大手キャリアのAT&Tは同端末を全面的に販売停止することも視野に入れています。

リチウム電池のせいなのか、端末の不備なのか

とはいえ、リチウム電池の特性上、強い圧力がかかることでバッテリーが膨張・爆発することは避けられません。たとえ、端末の不備が原因でない爆発でも、これだけ事故が頻発しているだけに、何かと注目されてしまう節はあるでしょう。それだけに、詳細が不明な現段階で、交換後の端末に不備があるという結論に飛びついてしまうのは避けたいところです。
 
Samsungは声明内で、米国消費者製品安全委員会(CSPC)と密に連絡をとり、安全に問題があると判断した場合は、いち早く「次のステップ」に移る用意があると述べています。ひとまず、この爆発事故は何によるものなのか、事態の究明が待ち望まれます。
 
 
Source:Samsung
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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