ロシアでも「Apple Pay」サービス提供開始!10か国で利用可能に

Apple Pay ロシア

Apple Pay ロシア
10月4日、Appleがロシア国内でもモバイル決済システム「Apple Pay」の提供を開始したことがわかりました。ロシアが加わったことで、Apple Payを利用できる国はオーストラリア、カナダ、中国、フランス、香港、シンガポール、スイス、イギリス、アメリカ、ロシアの10か国になります。

Apple Payの利用可能地域は着実に拡大中

今回のニュースはロシアのApple公式サイトで発表されています。国内大手銀行Sberと米クレジットカード大手のMasterCardが提携してサービスにあたり、クレジットカードとデビットカードに対応する予定です。現在はこの2社のみがパートナーとなっていますが、今後ほかの銀行やカード会社にも対応していくのではないかと考えられます。
 
2014年に開始したApple Pay。10月下旬には日本でも利用可能となる予定で、iPhone7/7 PlusおよびApple Watch Series 2なら、デバイスをかざすだけで決済ができるようになります。
 
現地銀行との交渉や規制当局の承認などが必要になる事情もあり、新地域でのサービス開始には時間を要することもしばしばあるようです。しかし、台湾でも早ければ2016年内にはサービスが開始されるという情報もあるなど、Apple Payの利用可能地域は確実に広がっています。

モバイル決算システムの広がりでさらに競争は激化

Samsungが提供している競合サービスSamsung Payも、先月ロシアでの提供を開始しており、現在は9か国での利用が可能となっています。
 
2015年に開始されたGoogleのAndroid Payも本国アメリカのほか、イギリス、オーストラリア、シンガポールに拡大しています。また、三菱UFJフィナンシャル・グループと提携して日本でも利用を開始する見込みであることも明らかになっており、モバイル決済システムの競争はさらに激化していきそうです。
 
 
Source:Apple via The Verge, TASS

(nanakaba.n)

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