Apple、スマートホーム業界に参入へ!研究段階は既に終了―米メディア報じる

Appleがスマートホーム市場に参入する可能性が出てきました。米メディアBloombergが複数関係者の話として、音声アシスタント機能Siriを搭載したスマートホーム機器をAppleが開発していることを報じました。
2年以上も前から開発していた
突如現れたニュースにも思えますが、実は5月にも同様の内容が報じられていました。2年以上前から開発が始まっており、研究段階はすでにクリア。家電や鍵、照明、カーテンなどをSiriを通してコントロールできる機器となる予定です。また、iPhoneと同様のコマンドを処理することも理論的には可能であるため、メールの読み上げやツイートの送信、Apple Musicの再生などもできるようになるかも知れないとのことです。
すでにスマートホーム機器としては、Amazonの「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」などが先行して発売されていますが、関係者によれば、それらとの差別化を図るため、Appleは高性能マイクやスピーカー技術のほか、顔認識センサーを新製品に搭載することも計画されています。
外観はApple TVに似ている?
プロジェクトは最終決定されておらず、放棄される可能性もあるそうですが、発売されるとなれば、iPhone、Apple Watchに次ぐ大型新製品の登場となります。
ちなみに先日、「第4世代Apple TVに似ている新製品」を開発していることが、連邦通信委員会(FCC)の公開資料から明らかとなりましたが、今回のスマートホーム機器との関連もうかがえそうですね。
Source:Bloomberg
(kihachi)