Foxconn、iPhone7発表控え工場労働者にボーナス

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iPhone7/7 Plusの発表を目前に控え、Appleの主要サプライヤーであるFoxconnが工場労働者を一定数確保するため、ボーナスを支給していることがわかりました。

推薦制度で人材確保

台湾メディアEconomic Daily News(EDN)によると、FoxconnはiPhone製造ラインに十分な人員を確保するために、工場内で推薦制度を実施。適切な人材を推薦した従業員に対し、最高1,400中国元(約2万2,000円)のボーナスを支給しているようです。
 
Foxconnはさらに、工場に就業した最初の3ヵ月間に特別ボーナスを給与に上乗せしているほか、戻ってきた元工場労働者に対してもボーナスを支給していると、EDNは報じています。

一方で依然として劣悪な労働環境を訴える声も

Foxconnといえば2週間前、中国国内の同社工場で、工場従業員2名が相次いで死亡したことが報じられ、劣悪な就労環境による自殺だとする説が浮上しています。
 
またFoxconnと同じくiPhoneの組み立てを行なうサプライヤーのひとつであるPegatronについては、業界監視機関のChina Labor Watchが、現在も不法な労働を強制、払うべき給与を支払わないなど、労働環境に依然として問題があることを訴えるレポートを公開したばかりです。
 
 
Source:DigiTimes
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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