macOS Sierraのベータ7、開発者とパブリックベータテスター向けにリリース
Appleは現地時間22日、macOS Sierraの7回目となるベータ版を、開発者およびパブリックベータテスター向けにリリースしました。前回のベータ6から1週間でのアップデートとなります。
ベータ7はMac App StoreのSoftware Updateでダウンロード可能です。開発者はApple Developer Centerからもダウンロードできます。
SiriがいよいよMacに登場
macOS Sierraは、Siriが初めてMacでも利用可能になるという点で、大きな注目を集めています。またContinuityの新機能「Auto Unlock」により、Apple WatchからMacのロック解除ができるようになります。
そして「Universal Clipboard」機能では、例えばMacでコピーしたテキストを、iPhoneやiPadといった別のAppleデバイスにペーストすることが可能になります。これはすべてのAppleデバイス間で実行できます。
iPhoneやiPadからMacのフォルダにアクセスできる
iCloudの統合が進化し、デスクトップやMacのドキュメントフォルダに保存したファイルに、ユーザーの他のすべてのデバイスからアクセス可能となります。写真ではディープラーニングアルゴリズムのおかげで、顔、物体、背景の認識力が大幅に向上しています。またAppleの決済システムApple Payにも対応するようになります。
メッセージでは、種類も100種類以上と豊富になり、サイズも大きくなった絵文字、リッチリンクが使え、返信には「Tapback」のオプションが追加されています。
macOS Sierraの正式リリース時期については、ベータ版が前回のEl Capitanのリリーススケジュールよりも遅れていることから、当初予想されていた9月ではなく、10月第3週にずれ込むのではとも言われています。
Source:MacRumors
(lunatic)