macOS Sierraのパブリックベータ3がリリース
Appleは現地時間2日、パブリックテスターを対象に、Mac向けの次期OS「macOS Sierra」の3回目のベータ版を公開しました。内容は1日に公開された開発者向けのベータ4と同じものとなっています。
前回のパブリックベータ2から約2週間でのリリースとなりました。
SiriがMacにやってくる
macOS Sierraは、これまでiOS端末やApple TVでしか使えなかったSiriが搭載されるという点で、注目を集めています。Siriの搭載により、今後はMacでも音声でのファイル検索や情報検索などが可能です。
「Continuity」機能には新たに「Auto Unlock」が追加され、Apple WatchからMacがロック解除できるようになります。また「Universal Clipboard」により、MacでコピーしたものをiPhoneにペーストするなど、複数の異なる端末間でのコピー&ペーストが可能になります。
MacのファイルがiPhoneやiPadでも開ける
iCloudの統合がさらに進み、Macのデスクトップや書類フォルダに保存したファイルが、ユーザーが所有するほかの端末でも開けるようになります。写真ではディープラーニングアルゴリズムが新たに採用され、写っている人の顔やもの、画面などを識別可能になるとのことです。
メッセージアプリには大きくなった絵文字や「Tapback」で簡単に返信できるオプションが追加されます。また日本ではまだ対応していませんが、macOS SierraではApple Payでの決済も可能となります。
Source:MacRumors
(lunatic)