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米通信大手AT&Tが、ドローンを使ってLTE通信回線を向上させる計画を進めていることを明らかにしました。
ドローンはすでに偵察や、Appleの新本社屋でもお馴染みの撮影に使われているほか、Amazonなどが配送サービスでの利用を宣言しています。AT&Tが計画を進めているのは、LTE通信回線向上を目的としたドローン活用です。
具体的にいうと、まずドローンを使った基地局の点検や修理。これまで人間の手が届かなった部分へもドローンであれば簡単にアクセスでき、しかも迅速な修理が可能になります。
次がドローンの基地局としての活用です。大勢の人が集まるイベントなどで無線回線がつながりにくくなる場合や災害時でも、ドローンを飛ばすことで回線速度が維持できます。また森林や砂漠といった車の侵入できない場所でも、通信が確保可能となります。
またAT&Tは、ドローンを直接LTE回線とやり取りさせることで、AT&Tユーザーが大容量データの送受信をリアルタイムで行えるようにする方法も検討しているとのことです。
ドローンを利用した基地局の点検については、すでに空中からの目視が実験的に行われており、AT&Tは今週末にサンフランシスコで開催される「SHAPE Tech Expo」で実演するとしています。
Source:AT&T via 9to5Mac
(lunatic)
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