やっぱりSiriはOS Xにやってくる?返答にヒントみつかる

現地時間6月13日(日本時間14日)から始まる、アップルの開発者向けイベント「WWDC2016」では、iOSやOS Xなどの発表が期待されています。なかでも、iOSのパーソナルアシスタント「Siri」がOS Xへ搭載される、という噂があるのですが、このほどその”ヒント”が見つかりました。
Siriが「Finder」を知っているのは、OS Xに搭載されるから?
今回そのヒントを発見したのは、アップルが正式にリリースする以前のローンチ版から、Siriにさまざまな問いかけを試していたBrian Roemmele氏です。
Brian氏のブログによると、6月10日、Siriに「ウィンドウの設定を開いてほしい」と尋ねると、「Finderというアプリを持っていないようです」という旨の返答があったとしています。同氏はその際のスクリーンショットと動画を公開しています。
Here is the video of Siri looking for Finder. Proof that someday real soon she will be on #MacOS #WWDC2016 #Siri2 pic.twitter.com/RLJszpW5c7
— Brian Roemmele (@BrianRoemmele) 2016年6月11日
Finderは、Macが発売されたころからずっと使われている、Macにおいて重要な位置を占めるシステムで、OS Xにも搭載されています。しかし、このFinderはiOSには搭載されていないため、「ウィンドウの設定」に対してSiriが「Finder」の名前を出すことは、OS XにSiriが搭載されることを意味しているのではないでしょうか。
また同時に、Brian氏は「数週間前に試したときはこのような返答はしなかった」とも述べており、WWDCでの発表を前に、Siriになんらかのアップデートがあったとみられます。
編集部でも確認
iPhone Mania編集部のiPhoneでも同様に質問してみたところ、英語であれば返答が再現できました。しかし日本語で質問した場合は、特にヒントとなるような返答はなく、従来のリアクションが返ってきます。


OS XへのSiriの搭載は以前から噂されていましたが、いよいよ実現しそうですね!WWDC2016の開幕まであと2日、楽しみです。
Source:9to5Mac, Brian Roemmele(Medium, Twitter)
(asm)