Apple、iTunesでの音楽ダウンロードから撤退?Apple Musicに注力か
Appleが、iTunesでの音楽ダウンロード販売から撤退する、との観測が浮上しました。ストリーミングサービスのApple Musicに注力する狙いがあると見られます。
衰退のiTunesからApple Musicに路線転換か
iTunesといえば、音楽ダウンロード販売を世界に広めた立役者的存在ですが、Appleが2年程度でこのビジネスから撤退する計画がある、と音楽関係ニュースメディアのDigital Music Newsが、業界関係者からの情報として伝えています。
Appleとしては、iTunesでの音楽ダウンロード販売からApple Musicでのストリーミングに切り替える計画がある、とのことです。
iTunesでの音楽ダウンロード販売は、最盛期の2012年には39億ドル(約4,200億円)の売上を持つビジネスでした。当時と比べて縮小したとはいえ、2019年には6億ドル(約650億円)の売上が見込まれています。
最近はドレイクのニューアルバムがiTunes限定でミリオンセラー
世界の音楽ビジネスはCD販売からダウンロード販売、ストリーミングサービスと中心が移ってきており、Appleは衰退分野のiTunesでの音楽ダウンロード販売からの撤退し、成長分野のApple Musicに注力したいということなのかもしれません。
最近は、ドレイクの新作アルバムがiTunesの先行限定期間中に5日間で100万枚の大ヒットとなり、注目を集めました。
【追記】
本件について、Appleが公式に否定するコメントを発表しました。同社がこうした報道に公式のコメントを出すのは異例のことです。
Source:Digital Music News via iDownloadBlog
(hato)