Apple Music、料金半額の「学割」導入!アメリカなどから開始
Appleが、音楽ストリーミングサービスApple Musicに、料金が半額になる学生割引を導入しました。アメリカ、イギリス、オーストラリアなどで開始されていますが、日本での開始については現時点で案内されていません。
Apple Music、料金が半額になる学割開始!ただし日本は対象外
Apple Musicの学生割引は、アメリカで9.99ドル(約1,080円)の月額料金が半額の4.99ドル(約540円)となるものです。
現時点で、同割引が導入されるのはアメリカ、イギリス、ドイツ、デンマーク、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドです。日本での導入については残念ながら発表されていません。
本稿執筆時点では、オーストラリアとニュージーランドのApple公式サイトに「Student Membership」の表示があります。トップ画像のオーストラリア版サイトでは、通常11.99豪ドル(約950円)の料金が、学生料金は5.99豪ドル(約470円)と案内されています。ただし、詳細情報へのリンクはエラーとなっています。
割引は、申し込みから最大4年間適用され、適用期間を一時中断することも可能です。例えば、学部学生の期間に割引を2年間利用し、社会人になってから大学院に入学する場合、大学院入学後も割引が適用されます。
若年層を囲い込み、先行サービスの追撃なるか?
Apple Musicは、今年の夏にもサービスの大幅リニューアルが見込まれています。Appleとしては、学生割引の導入で1,300万人を超えた有料会員数を一気に伸ばすとともに、将来的に投資の回収が可能な若年層を囲い込み、Spotifyなどの先行サービスを追撃したい思惑があると思われます。
最近は、昨年ニューアルバムの配信をめぐって騒動になった歌姫、テイラー・スウィフトを起用した新作CMシリーズも話題を集めています。
Source:TechCrunch, Apple Australia
(hato)