Apple、Teslaからまた人材引き抜き~自動車部品の試作スタートか

    Motor TrendによるApple Car デザイン

    Motor TrendによるApple Car デザイン
     
    Appleが自動車業界からさらに人材を引き抜き、製品試作品の研究所で採用していることが明らかになりました。

    いよいよ自動車部品の試作を開始か

    元Tesla社員のDavid Masiukiewicz氏は今月より、Appleが試作品を製作する「Product Realization Lab」に、上級モデルメーカーとして勤務している模様です。LinkedInのプロフィールによれば、同氏のTesla時代の肩書きは「上級CNCプログラマーR&Dハードウェアプロトタイピング」です。
     
    昨年8月には、アメリカのレーシングチームAndretti AutosportでCNCマシーンショップ監督を務めていたKevin Harvey氏も、AppleのProduct Realization Labに加わっています。
     
    同研究所ではもともと、MacやiOS端末を含むApple製品の試作品を作っていましたが、自動車業界の経歴を持つ人々が次々に採用されていることから、現在は自動車部品の試作品を製作している可能性がある、と米9to5Macは指摘しています。

    「Project Titan」の全容は見えないが

    Teslaからはつい最近、同社の元VPのChris Porritt氏もAppleに引き抜かれたことが分かっています。
     
    Appleの自動車開発プロジェクト、コード名「Project Titan」の全容は不明のままです。しかし自動車開発拠点となる建物のデザイン画の流出や、ドイツのベルリンで極秘の自動車開発研究所を運営しているとの情報が浮上するなど、Appleが自動車開発を進めているのはいまや公然の秘密となっています。
     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:Motor Trend
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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