IIJmio、災害発生時の利用について案内ページを設置
格安SIMのIIJmioは、大きな災害が発生した際のIIJmioの利用について、緊急通報や緊急地震速報への対応、被災地域での通話・通信制限、災害時の安否情報の連絡方法を案内しています。
緊急通報・緊急地震速報
110番、118番、119番通報などの「緊急通報」は、データ通信専用SIM、SMS機能付きSMSでは利用できず、音声通話機能付きSIM(みおふぉん)では利用できます。また「緊急地震速報」は、データ通信専用SIM、SMS機能付きSIM、音声通話機能付きSIM(みおふぉん)のいずれも利用できます。
データ通信専用SIM | SMS機能付きSIM | 音声通話機能付きSIM (みおふぉん) |
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緊急通報 (110番、118番、 119番通報など) |
利用できない | 利用できない | 利用できる |
緊急地震速報 | 利用できる | 利用できる | 利用できる |
ただし、SIMフリースマートフォンのなかには、緊急地震速報の表示に対応していない機種があります。そういった機種を利用している場合は緊急地震速報は表示されないため、災害情報の表示に対応したアプリの利用を検討しましょう。
またIIJでは、気象庁の緊急地震速報を、Twitterアカウントでも配信しています。日本語、英語、フランス語、韓国語の4言語に対応しており、各Twitterアカウントは以下のとおりです。
日本語 @quake_alert
英語 @quake_alert_en
フランス語 @quake_alert_fr
韓国語 @quake_alert_kr
被災地域での通話・通信制限
データ通信では、規制はないものの、混雑により通信速度が遅くなる可能性があります。また音声通話は、通話が集中した場合、一部の通話が規制される場合があります。これはNTTドコモと同等の規制としています。
被災地宛ての電話については、被災地では電話が混みあい、一部の通話が規制される場合があるため、できる限り被災地宛ての電話はかけないように呼びかけています。
また、IIJmioのデータ通信は全国で一度に利用できるデータ通信量に限りがあります。被災地でのデータ通信をスムーズにするため、被災地以外のIIJmioユーザーは、スマートフォンでの動画の閲覧やスピードテストなど不要不急の通信を控えましょう。
災害時の安否情報の連絡について
災害時には電話が込み合うため、安否情報の連絡方法について、電子メールやTwitter、Facebook、LINE(トーク)、その他データ通信を利用するSNSなどのメッセージアプリ、また災害用伝言板の利用を案内しています。
安否情報の登録には、ソフトバンク、au(KDDI)、NTTドコモ各社の災害用伝言板と連携し、相互に検索できる「web171」、Googleが提供する「Google パーソンファインダー」を利用します。
安否情報の検索には、web171や各携帯キャリアの災害用伝言板、Googleパーソンファインダーの情報が横断して検索できる「J-anpi」を利用するよう案内されています。
災害時のIIJmio利用についての案内ページは、http://iijm.io/saigai の短縮URLでアクセス可能です。
Source:IIJmio
(asm)