OS X、「MacOS」へと名称変更か―公式サイト内の記載から発覚（現在は修正済）

 
iOS、watchOS、tvOS、そしてOS X――明らかに1つだけ毛色の違うOS Xの名称が、「MacOS」へと変更される可能性が浮上しました。

単なるミス？それとも意図的？

4月14日（現地時間）にアップルが新たに更新した「Enviroment（日本語ページでは「環境に対する責任」）」と題されたページの、温室効果ガスと同社製品のライフサイクルを記載した項目で、「MacOSとtvOSデバイスは4年、iOSとwatchOSデバイスは3年が想定される」という記載が発見されました。同箇所は以前は「MacOS」ではなく「Macコンピュータ」となっていました。
 

 
事が大きくなったことを受けてか、それとも単なるミスだったのか、現在は「OS X」へと再び修正が加えられています。
 

 
しかし、3月末にもOS X 10.11.4の隠しライブラリファイル内に「FUFlightViewController_macOS.nib」という記載が発見されるなど、「MacOS」への期待は高まるばかりです。
 
OS Xがバージョン10のベータ版として初めて登場したのは1999年ですが、もとは「MacOS X」を意味していたことを思えば、10(X)から11へのバージョン移行に伴って、再び「MacOS 11」という名称が復活しても何ら不思議ではありません。
 
ひとまず、何らかの発表があるとすれば、開発者向けに開催される6月のイベントWWDCの可能性が高そうです。
 
 
Source：Apple, ArsTechnica, Mac Rumors
(kihachi)