Foxconnの連結収益、前年同期比で17.2%のダウン!

中国FoxconnのiPhone製造

中国FoxconnのiPhone製造
 
Appleの主力サプライヤーであるFoxconnは、3月期の連結収益が前年度と比べて17.2%の減、前年同期比で29.55%の減であったと発表しました。

Foxconnの連結収益、前年同期比で17.2%の落ち込み

Foxconnといえば、iPhoneなどAppleの主力製品の製造を担当するメインサプライヤーであるほか、最近シャープを買収したことも印象的です。
 
Foxconn売上
 
そんなFoxconnグループが発表した2016年3月期決算によると、連結収益は64億7,500万台湾ドル(約216億円)で、前月比では42.13%のプラスとなった一方、前年同期比ではマイナス17.2%となりました。
 
年度当初からの累計収益は175億8,700万台湾ドル(約587億円)で、前年比で29.55%の落ち込みとなっています。

Appleだけでなく世界中から生産受託するFoxconn

Foxconnの売上低迷と聞くと、iPhone6sシリーズの販売が低調だったためではないかと考えてしまいそうですが、同社は世界最大の受託生産企業であり、Apple以外の多くのメーカーの製品の生産を請け負っています。
 
同社は、買収したシャープの技術を活用、iPhone用のディスプレイ受注を目指しているとの報道もあることから、今後の動向も注目を集めそうです。
 
 
Source:DigiTimes
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

目次