Foxconn、シャープの買収で正式に合意―iPhoneディスプレイ受注獲得目指す

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    シャープは25日、経営再建のために鴻海(ホンハイ)精密工業(以下:Foxconn)から支援を受けることを正式に決定しました。

    Foxconnの買収が正式に決定へ

    これまでシャープは、政府系ファンドである産業革新機構との交渉も続けていましたが、Foxconn側が7,000億円規模の支援額を用意し、5日には郭台銘会長が訪日しシャープ本社を訪問、シャープ幹部も台湾へ飛ぶなど、Foxconnの強気な買収案に応じる姿勢が目立っていました。
     
    以前にもFoxconnはシャープの堺工場に出資を行い液晶パネル事業の再建に一役買った過去がありますが、今回は事実上の企業買収となり、シャープはFoxconn傘下へ入ることとなります。

    シャープと国内世論に慮った内容

    国内では技術流出を懸念する声もありますが、Foxconnは液晶や家電などの事業をできるだけ残し、雇用を守ることを約束、液晶技術の特許が他社に渡らないよう契約条件でも配慮をみせるなど、シャープの要望を大筋で受け入れた格好です。
     
    今後はシャープの有する液晶パネル技術を活かし、次世代iPhoneのOLEDディスプレイ受注を目指すことが明らかとなっていますが、Foxconnは同社の買収後にJDIとの業務提携の可能性も滲ませているだけに、シャープが関わったiPhoneディスプレイを手にする日は思いのほか近そうです。
     
     
    Source:朝日新聞
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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