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iPhone SEもiPhoe6sと同じくTSMCとサムスンの2社がA9チップの供給にあたっていることが判明しました。
iPhone6sの際には駆動時間に差異があるとして「チップゲート」問題にまで発展したTSMCとサムスンのマルチファウンドリ体制ですが、iPhone SEに搭載されているA9プロセッサも同様にこれらのファウンドリが請け負っていることが分かりました。
iPhone SEのSoCには番号をS8003と割り振られたTSMC版と、S8000と割り振られたサムスン版の2種類が存在することが分かっています。iPhone6sがリリースされた際には国別で請け負っているファウンドリの比率が異なることなどから、性能が劣るとされたサムスン製の割合が多かった台湾では国家機関が緊急声明を出す事態にまで発展しました。
その後、複数の専門家が厳密な調査によって両社の間に有意な差はないとする結果を相次いで発表したこともあり、問題は沈静化(風化)しましたが、こうして再度アップルがマルチファウンドリ体制を採ってきたことで「チップゲート」騒動がまたもや勃発する可能性もあります。
なお、9月にリリースが予定されているiPhone7のA10チップは、TSMCが独占的に供給を請け負うとされています。
Source:MyDrivers
(kihachi)
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