ドコモ、下り最大375Mbpsのサービスを6月に開始

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    NTTドコモ(以下:ドコモ)は2日、6月より下り最大375Mbpsの通信サービスを提供することを明らかにしました。

    スマートフォンの対応はこれから先か

    これまでにもドコモは、キャリアアグリゲーション技術を用いて、2GHz(112.5Mbps)と1.7GHz(150Mbps)という2つの異なる周波数帯を束ね、下り最大262.5Mpsの「PREMIUM 4G」を提供していました。そして新たに800MHz(112.5Mbps)も加えることで、下り最大375Mbpsの「3CC」を実現しました。
     
    残念ながら375Mbpsを享受できるスマートフォンは限られており(iPhone6s/6s Plusも未対応)、国内の現状では「AQUOS ZETA SH-01H」が唯一下り最大337.5Mbpsに対応するのみです。それだけに今後の対応端末に期待したいところですね。

    さらなる高速回線で活路広がる

    またドコモは、既存のLTE専用周波数へ、新たに3.5GHz帯を追加することも合わせて発表しました。これによって、3.5GHz帯(110Mbpsx2)と1.7GHz帯(150Mbps)を束ねたキャリアアグリゲーション技術で、下り最大370Mbpsが可能となります。
     
    こちらについてはドコモだけでなく、auやソフトバンクなど他キャリアも利用する方針で、ドコモ常務の大松澤清博氏は、「自動車で言えば、新しい道路を作るようなもの。混雑が一層解決される」と新たな技術に期待をのぞかせます。
     
    ひとまず、これら300Mbpsを超えるエリアは都市部を中心に整備が行われる見通しで、なかでも375Mbpsは山手線の周囲などごく一部のエリアに限られるとのことです。
     
     
    Source:ケータイWatch, ITpro
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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