【iOS12版】iPhoneの健康管理アプリ「ヘルスケア」の使い方
標準アプリ「ヘルスケア」は、運動などのアクティビティの記録と、健康情報などのヘルスケア記録をまとめて管理できるアプリです。Apple Watchや、iPhone向けサードパーティ製アプリなどをソース(情報源)として、日々の生活のなかの活動を記録します。
これらのヘルスケアデータは、iPhoneユーザーの健康を守ることと、万が一の際に、持病などをいち早く医療関係者に伝えることもできます。
ヘルスケアアプリの機能
ホーム画面から「ヘルスケア」を起動すると、メイン画面となる「ヘルスケアデータ」が表示されます。
ヘルスケアデータ
ヘルスケアデータのタブでは、4つの大きな項目「アクティビティ」「マインドフルネス」「栄養」「睡眠」のデータと、ヘルスケアレコードなど専門的な健康情報を確認できます
4つの大きな項目では、関連する運動記録が確認できます。それぞれのページ下部には、ソースとなる代表的なアプリも掲載されています
睡眠の履歴は、iOS10で標準アプリ「時計」に追加された新機能「ベッドタイム」を使うことで、睡眠履歴を追跡できるようになります
「バイタル」では、心拍数と呼吸、呼吸数、体温のデータを確認できます
「ヘルスケアレコード」では、自分の健康情報を、CDAファイルとして利用できるようにします
「リプロダクティブヘルス」では、基礎体温や月経、排卵検査結果など、女性向けの項目が確認できます
「検査結果」では、吸入器の使用状況や血糖値、血中アルコール濃度など、さまざまな検査結果を確認できます
「身体測定値」では、体重やBMI、体脂肪率、伸長といった身体に関わる数値を確認できます。対応する体重計などがソースとなります
自分の情報
上部の顔のマークをタップすると、自分の情報を確認できます
自分の情報では、氏名と生年月日、性別、血液型などのプロフィールを確認できます。これらのヘルスケアデータを書き出して、メールやメッセージに添付したり、保存することができます
「ヘルスケアデータを書き出す」をタップします
確認画面が表示されます。問題なければ「書き出す」をタップします
ヘルスケアデータの書き出しが始まります。書き出しが完了する前に「キャンセル」をタップすると、書き出し作業を停止できます
書き出しの準備が整ったら、共有メニューが表示されます。タップしてデータをどうするか選択します
項目の内容を変更する場合は、右上の「編集」をタップして変更します
今日
「今日」のタブでは、毎日の活動記録をまとめて確認できます。Apple Watchなどのソースから取得したデータを、日毎にチェックできます
下へスクロールすると、アクティビティ情報も確認できます
ソース
「ソース」のタブでは、日々の活動記録の情報源となるアプリやデバイスを確認できます。ヘルスケアデータを利用するアプリを使うと、データへのアクセス許可を求める画面が表示されます。許可したアプリのみ、このソース一覧に掲載されます
Apple Watchのソース設定です。ソースとして取得する項目が確認できます
こちらはiPhoneのソース設定です
メディカルID
「メディカルID」は、iPhoneの所有者が万が一のときに、本人の健康情報を医療関係者にすばやく提示するための機能です。けがや病気の有無、アレルギーなどの健康情報と、本人のプロフィール、そして関係する連絡先と続柄などを設定しておくことができます