M4搭載Mac miniの256GBを1TBに改造〜その他、SSD関連の新情報が報告

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M4搭載Mac miniの256GBモデルを改造し、NANDフラッシュチップを交換することで1TBに自己責任でアップグレードしたユーザーが、その作業風景をYouTubeで公開しました。

また、M4搭載Mac miniの256GBモデルのSSDモジュール交換の検証や、M4搭載Mac miniとM4 Pro搭載Mac mini内部部品の違いも報告されています。

目次

M4搭載Mac miniの256GBモデルを1TBに自己責任で改造

YouTubeチャンネル「dosdude1」が行ったのは、M4搭載Mac miniの256GBモデルにおいてSSDモジュールを取り外し、そこに搭載されているNANDフラッシュチップを交換する自己責任による改造です。

改造作業の開始

M4搭載Mac miniの256GBモデルのSSDモジュールを取り外し、作業台に固定します。

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128GBのNANDフラッシュチップ 2つを取り外し

256GBモデルのSSDモジュールには、表面と裏面に1つずつ128GBのNANDフラッシュチップが搭載されていますので、いずれも取り除きます。

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容量の大きなNANDフラッシュチップをハンダ付け

128GBのNANDフラッシュチップを取り除いたら、容量の大きなNANDフラッシュチップを新たにハンダ付けします。

YouTubeチャンネル「dosdude1」は当初、1TBのNANDフラッシュチップを2つハンダ付けして2TBのSSDモジュールにすることを計画しましたが、そのNANDフラッシュチップが不良品だったため最終的に512GBのNANDフラッシュチップを2つハンダ付けして1TBのSSDモジュールにしました。

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ストレージ容量増加を確認

「設定」アプリで作業後に確認すると、ストレージ容量が1TB(994.66GB)になっていることが確認されました。

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改造後のアクセス速度

この状態でアクセス速度を測定した結果、書き込みが3,042MB/s、読み込みが2,051MB/sでした。

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512GBの純正SSDモジュールに換装して動作したと報告

分解動画で有名なiFixitは、M4搭載Mac miniの256GBモデルのSSDモジュールを512GBモデルのSSDモジュールと入れ替えた結果、512GBと認識されたことを報告しています。

このことから、SSDモジュールが故障した場合はそれだけを交換修理可能になっていると考えられます。

Appleが取り組んでいる、「修理しやすさ」への取り組みの一環として、こうした構造に変更したのかもしれません。

M4搭載Mac miniとM4 Pro搭載Mac miniの違い

なお、MacRumorsのフォーラムにおいて、M4搭載Mac miniとM4 Pro搭載Mac miniではSSDモジュールや冷却機構の形状が異なるとの報告がなされていると、Vadim Yuryev氏(@VadimYuryev)が投稿しています。

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M4搭載Mac mini

下記画像のM4 Pro搭載Mac miniでは、M4 Proの熱交換プレートの面積が大きくなっており、ヒートパイプが太く冷却フィンも密集しています。

熱交換プレートが大きくなっていることはM4 ProがM4よりも大きいことを、ヒートパイプや冷却フィンの枚数は発熱が大きいことを間接的に示しているのでしょう。

また、M4 Pro搭載Mac miniのSSDモジュールは縦長になっていることから、NANDフラッシュチップを片面2つ、両面では4つ搭載できるデザインとすることで、ストレージ容量4TBおよび8TBを実現しているようです。

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M4 Pro搭載Mac mini

Source:dosdude1/YouTube via Wccftech, Vadim Yuryev(@VadimYuryev)/X, iFixit/YouTube

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