iPhone Flipの開発に着手、発売は2028年と噂

AppleがFlipタイプの折りたたみiPhoneの開発に着手したと、リーカーの定焦数码氏が中国SNS「Weibo」に投稿しました。順調に開発が進んだ場合、発売は2028年になる可能性があると伝えられています。
2028年に登場と噂されるiPhone Flip
横に展開するブックスタイルの折りたたみモデル、いわゆるiPhone Foldの発表が今年9月に行われるとの見方が強まる中、Appleは第2弾となるFlip型(仮称:iPhone Flip)の開発を進めているとされています。
iPhone Foldが小型タブレットに近いサイズとアスペクト比を持つと予想されているのに対し、iPhone Flipは縦に折りたたむ構造となり、展開時のディスプレイサイズは発売時点のiPhone Pro Maxと同等、あるいはわずかに大きい程度になる可能性があると見られています。
カバーディスプレイの活用が鍵に
iPhone Flipにはカバーディスプレイが搭載されると予想されています。折りたたんだ状態でも通知確認や簡易操作が可能になる設計と考えられます。
ウィジェット表示に対応すれば、Apple Watchでおなじみのアクティビティリングを表示するなど、Appleエコシステムとの連携を意識した機能実装も想定されます。
縦折りモデルではカバーディスプレイの利便性が製品評価を左右するため、UI設計が重要なポイントになるでしょう。
2020年から続く、折りたたみiPhone開発の噂
AppleがFold型とFlip型の2種類の折りたたみiPhoneを検討しているとの情報は、2020年頃から断続的に伝えられてきました。当時はポップな本体カラーを採用する可能性も指摘されていました。
その後しばらく具体的な情報は途絶えていましたが、昨年以降、再びリークが増加しています。その背景には、折りたたみディスプレイ中央の「折り目」問題の解決に一定の目処が立ったことがあると考えられます。
ディスプレイ品質がApple基準を満たす段階に到達したことで、製品化への動きが本格化した可能性があります。
iPhone Foldの進展がFlip開発を後押し?
技術的に見ると、iPhone Foldの開発と量産が軌道に乗れば、ヒンジ構造や耐久性といった基盤技術はiPhone Flipにも応用可能です。
Flip型で最大の課題になると想定されるのは、限られた内部スペースにおけるバッテリー容量の確保でしょう。特に縦折り構造では筐体体積が制約されるため、電力効率の改善や内部設計の高度化が求められます。
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Flip型が2028年9月頃に発表される可能性に言及しており、長期ロードマップの一部として位置付けられている可能性があります。
iPhone Foldが量産試作開始と噂〜開発リソース見直しか
今回の情報が事実であれば、Appleは折りたたみモデルを単発製品ではなく、継続的なシリーズとして展開する計画を持っていることになります。
まずFold型を投入し、その市場評価と技術的完成度を踏まえた上でFlip型を投入するという慎重な戦略を採用することになります。
今回の動きは、iPhone Foldの量産開始が見通せた段階で、開発リソースをFlip型へ振り向けた可能性も考えられます。

Photo:Apple Hub/Facebook, 定焦数码/Weibo

