iPad mini/Air向けOLED受注目標か〜韓国サプライヤーが次世代ライン投資
LG Displayが液晶ディスプレイ製造ラインを売却し、第8.6世代有機EL(OLED)ディスプレイ製造ラインの整備への投資を加速していると、DigiTimesが報じました。
中国BOEは第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインの整備を完了しており、iPad miniの2027年モデルおよびiPad Airの2026年向けOLEDディスプレイの受注を目指しているとみられています。
目次
韓国のサプライヤーも次世代OLED製造ライン整備加速
LG Displayは、液晶ディスプレイ製造ラインを売却することを9月26日に発表、かわってP6工場に第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインを整備することを計画しています。
韓国のディスプレイサプライヤーはLG Displayと同様、Samsung Displayも第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインへの投資を計画しており、中国のサプライヤーとの競争に備える見通しです。
中国BOEは第8.6世代OLEDディスプレイ製造ライン完成
韓国のディスプレイサプライヤーの競合相手となる中国BOEは先日、第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインが完成したことを発表していました。
今後、MacBookやiPad mini/AirにOLEDディスプレイ搭載と噂
ディスプレイサプライヤー各社が第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインの整備を加速しているのは、AppleがiPad Pro (M4)に続き、iPad miniやiPad Air、MacBookシリーズへのOLEDディスプレイ搭載を計画していることと関連していると考えられています。
Omdiaの予想では、Appleは2026年にMacBook ProとiPad Air、2027年にiPad miniやMacBook AirにOLEDディスプレイを搭載するとのことです。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X, Omdia