Apple IDがApple アカウントに名称変更?iOS18のコードネーム情報も
Appleが、「Apple ID」の名称を「Apple アカウント」に変更する計画を進めているようです。変更は、iOS18やmacOS 15のリリースと同じ、2024年後半になる模様です。また、iOS18とmacOS 15のコードネームについても伝えられています。
Apple アカウントへの変更時期は2024年後半?
Appleの各種サービスの利用に必要な「Apple ID」を「Apple アカウント(Apple Account)」にブランド名を変更する計画が進んでいる、とAppleの計画に詳しい人物から得た情報として、米メディアMacRumorsが報じています。
Appleの各種製品やサービスのユーザーに広く親しまれている「Apple ID」の名称が「Apple アカウント」に変更される時期としては、iOS18やmacOS 15のリリースされる2024年後半とみられます。
Appleがこのブランド名変更を実施した場合、システムアプリケーションやWebサイトなど、多くの記載が変更されることとなります。
Appleは複数名称を用意中?
ユーザーに広く親しまれている「Apple ID」の名称を変更する理由は不明です。
ただし、Appleは新しいサービスや製品の発表・発売の前に複数のマーケティング名称を用意していることが多く、実際には「Apple アカウント」への名称変更が実現しない可能性もある、とMacRumorsはコメントしています。
例えば、Apple Vision Pro向けOSは、社内テストの段階では、実際に使用されたvisionOS以外に、realityOS、xrOSといった名称が使用されていました。
なかでもxrOSについては、Appleが開発者向けに公開した動画の中で連呼されており、動画の差し替えが間に合わないほど、発表直前で正式名称が決定したのではないかとみられています。
iOS18のコードネームは「Crystal」、macOS 15は「Glow」
MacRumorsは、開発中のiOS18とmacOS 15に与えられたコードネームについても伝えています。
iOS15のコードネームは「Crystal」、macOS15のコードネームは「Glow」とのことです。
iOS18は例年どおりなら6月に発表、9月に公開
iOS18やmacOS 15は、例年どおりなら6月の世界開発者会議(WWDC24)で発表され、ベータテストを繰り返したうえで9月に一般ユーザー向け正式版が公開されます。
iOS18では、iOS17と同じモデルのiPhoneがサポートされるものの、iPadOS18は一部のモデルがサポート対象外になると噂されています。
iOS18の新機能としては、人工知能(AI)機能が強化されるほか、アイコンのデザインが刷新されると伝えられています。
Photo:Apple