「AirPods Extreme」計画、社内での反対に遭う

airpods pro

AirPods Proは、Appleが販売する完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデルですが、「AirPods Extreme」という別の呼称が発売前に検討されていたことが明らかになった、とMacRumorsが伝えています。

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多くの従業員が「Extreme」の呼称に反対

AirPods Extreme」という呼称は、2019年10月のAirPods Pro発売前の数カ月間検討されていたことが内部情報により発覚しました。

Proの代わりに“Extreme”をつけるという案はApple役員の一人または複数のメンバーによって提唱されたそうですが、多くの従業員の反対に遭ったため、最終的にAirPods Proで定まったとのことです。

最高位のApple製品につけられる接尾辞は様々

iPhoneは2017年にXが登場するまで、通常版と「Plus」の2段構成がずっと続いていましたが、2018年に初めてiPhone XS Maxと「Max」が接尾辞として使用されました。

その後、2019年にiPhone11 Pro/11 Pro Maxが登場し、2023年秋の最新ラインナップはiPhone15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの4段構成となっています。

Appleが2月初旬に米国で発売した複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは初代モデルながらすでに「Pro」がついていますが、今後廉価版が出てきたとき「Vision」のみの呼称になる可能性も十分考えられそうです。

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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