Apple Watch Series 7、初回出荷数不足や発売日延期の懸念〜製造問題

Apple Watch Series 7の量産を開始する前に製造上の問題が起きていることで、同製品は予定通り発売されても初回出荷数が少ないか、十分な数量を確保するために発売が遅れる可能性もあるとBloombergが報じています。
出荷数が少ないか、発売日が遅れるか
Nikkei Asiaが、Apple Watch Series 7の製造上の問題が見つかったことに関し、Appleとサプライヤーは24時間体制で解決にあたっていると報じていました。
本件に関しBloombergは、同製品が当初予定通り発売される場合は出荷数が少ないか、十分な数を確保しようとすると発売日が遅れる可能性が高いと伝えています。
デザインを刷新、薄型化することが製造を困難にしている一因?
Apple Watch Series 7はデザインが刷新され、ケース径が41ミリと45ミリに拡大、ディスプレイはベゼルが細くなることで表示領域が広がると噂されています。
また、本体は薄くなるという情報もあることから、Apple Watch Series 6とは組立工程が異なると予想されます。
Apple Watch Series 7は新機能搭載に伴い部品点数が増加するにも関わらず、それらをこれまでよりも薄型の筐体に収める必要があることが、製造を困難にしている理由かもしれません。
現地時間9月14日発表と噂されるが
Apple Watch Series 7は、iPhone13シリーズとともに現地時間2021年9月14日に発表されるとみられていました。
iPhone13シリーズは9月17日に予約開始し、9月24日に発売されると噂されていますが、Apple Watch Series 7の予約開始日および発売日はそれらよりも遅くなるかもしれません。
AirPods(第3世代)についても、発表日は同じだが発売日が9月30日になるとの情報がありました。
Source:Bloomberg
Photo:Appledsign/Facebook
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