iPhone12sにはSamsung製の最大120Hz駆動LTPOディスプレイ搭載?

iPhone12 miniの画像

iPhone12 miniの画像
 
2021年に発売が見込まれている次期iPhoneには、より消費電力の低いLTPOディスプレイが採用されるといわれています。その製造元はSamsungであるという情報が入ってきました。また、このLTPOディスプレイは最大120Hzの可変リフレッシュレートで駆動されるとのことです。

Samsungが製造するLTPOディスプレイ

The Elecによると、Samsung Displayが自社の有機ELディスプレイの生産をLTPOディスプレイに転換し、今年の後半にAppleに供給予定だとのことです。Samsungは現在、iPhoneに使用される有機ELディスプレイの主要サプライヤーです。
 
以前の報道では、LGがLTPOディスプレイを供給するといわれていました。
 
LTPOは「Low Temperature Polycrystalline Oxide」(低温多結晶酸化物)の略で、低消費電力であることが特徴です。
 
すでにApple Watchにこの技術が採用されており、常時点灯機能の実現に貢献しています。

最大120Hzの可変リフレッシュレートも実現

また、このLTPOディスプレイは最大120Hzの可変リフレッシュレートも実現します。
 
iPhone12シリーズに採用されているディスプレイのリフレッシュレートは60Hzであり、ハイエンドAndroidスマートフォンに水をあけられています。
 
2021年に登場するといわれているiPhone12sシリーズのうち、iPhone12s ProとiPhone12s Pro MaxにこのLTPOディスプレイが採用されるといわれています。
 
また、OnePlus 9 ProがiPhoneに先駆けてLTPOディスプレイを搭載するとの情報もあります。
 
 
Source:The Elec via 9to5Mac
(ハウザー)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

特集

目次