iPhone12 miniの占める割合は5%〜ディスプレイサイズと販売価格が原因か

iPhone12 mini weak sales

iPhone12 mini weak sales
 
米国における2021年1月前半(1日〜15日)のiPhone販売台数にiPhone12 miniが占めた割合は、わずか5%だったことが報告されました。原因として、6インチ以下のディスプレイサイズのスマートフォンに対する需要が少ないことや、iPhone SE(第2世代)と比べた場合の価格の高さが指摘されています。

6インチ以下のディスプレイサイズへの低い需要が原因か

iPhone12 miniは当初の見通しよりも需要が低く推移していることから、積み上がった在庫を調整するために、製造を停止する可能性があるとの指摘があります。
 
Reutersによれば、米国における2021年1月前半(1日〜15日)のiPhone販売台数でiPhone12 miniの占める割合は、わずか5%だったとのことです。
 
Reutersはその原因について、「多くのユーザーが6インチ以上のディスプレイサイズを選択している状況で、iPhone12 miniは価格が安いにも関わらず販売実績に結びついていない」と記し、ディスプレイサイズが小さいことを原因にあげています。
 
Smartphone sales by displays size

iPhone SE(第2世代)との価格差が理由との指摘

対して、テック系メディアTom’s Guideは、iPhone12 miniの販売価格が相対的に高いことが原因ではないかと考えています。
 
米国におけるキャリア契約後の価格で比較するとiPhone12 miniの価格は699ドル(日本ではSIMフリーモデルが税別74,800円〜)で、iPhone12よりも100ドル安い(同様に、税別9,000円安い)が、iPhone SE(第2世代)と比べれば300ドル高い(同様に、税別30,000円高い)ことから、iPhone12 miniを選択する意義を見つけることの難しさを、同メディアは指摘しています。
 
 
Source:Reuters via iPhoneHacks, Tom’s Guide, Counterpoint
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)
 
 

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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