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ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCCのロス・ヤング氏が、2020年第3四半期(7月〜9月)に最も販売数の多かった、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)ディスプレイ搭載スマートフォン向けチップセット上位4つを紹介しています。
ヤング氏によると、第3四半期におけるAMOLED搭載スマホ向けチップセットの売上数順位は次のとおりです。
ただしSnapdragonシリーズをすべて合わせると、同四半期におけるAMOLEDスマホ向けチップセット売上の30%に上るそうです。
なおこれはAMOLEDディスプレイ搭載スマホ向けチップセットのみのランキングであり、LCD搭載スマホやタブレット向けは含まれていません。
ヤング氏の投稿に対し「ExynosがSnapdragonを上回っているなんて驚きだ」というコメントが寄せられました。ヤング氏は「Exynosは(Galaxy)A51など、低価格モデルに搭載されているからだ」と、その理由を説明しています。
またKirin 980が2位につけているのは、米政府の規制強化でKirinチップが入手できなくなる事態に備え、Huaweiが在庫を積み上げていたのが理由のようです。
Source:Ross Young/Twitter
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。