Apple Watchの心電図機能、ヨーロッパで導入されてすぐに患者を救う


 
watchOS 5.2から香港とヨーロッパの一部の国々で利用可能になったApple Watch Series 4の心電図(ECG)機能ですが、導入されてから1週間以内にすでに患者の命を救った、と報じられています。

Apple Watchの測定は正しかった

ドイツ・フランクフルトの新聞社FAZの編集者兼コラムニストのマイケル・スペアー氏は、同氏宛てにApple Watch心電図機能が患者を救った内容のメールが寄せられたことをTwitterで明らかにしました。
 


 
Apple Watchの心電図機能は、香港とヨーロッパの一部の国々で先週利用可能となったばかりですが、早くも患者が救われたことになります。
 
メールの寄稿者によれば、Apple Watch上で幾度も不整脈の一種である心房細動が検出されたので、医師の友人にアドバイスを求めたところ測定エラーであると言われました。しかし同氏は念のためかかりつけの内科医を訪れ、12誘導心電図の記録を行ってもらったところ、Apple Watchの測定結果通り心房細動が検出され、β遮断薬が処方されたとのことです。
 
「Apple Watchが延命してくれた」と記者にメールを送ったユーザーは述べています。
 
Apple Watchの心電図機能は、現在アメリカ、香港、ヨーロッパの国々など23の国や地域で利用可能となっています。
 
 
Source:The Sun via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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