「第4のキャリア」楽天、「2年縛り」導入しない方針との報道

楽天モバイル

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今年秋に「第4のキャリア」として携帯電話事業に参入する予定の楽天が、いわゆる「2年縛り」を導入しない方針だ、と日経xTECHが報じています。

「2年縛り」なし「顧客が出入り自由に」

2019年秋に携帯キャリア事業に参入する楽天の三木谷浩史会長兼社長が「我々は顧客が出入り自由な仕組みにしたい。縛りなし。なおかつハイクオリティーを目指す」と語り、いわゆる「2年縛り」を導入しない方針を明かした、と日経xTECHが報じています。
 
「2年縛り」は、2年間の通信契約を結ぶ代わりに端末代金を割り引く販売手法で、電気通信事業法の改正によりこの夏以降は禁止されますが、後発の楽天については例外とする方針なのではないか、と報じられていました。総務省は、報道を否定しています。
 
今回の報道が事実なら、楽天は通信契約を条件とした端末の割引販売は行わないこととなり、先日の報道が覆ることとなります。

当面はKDDIの設備で通信を提供する楽天

楽天は、これまでNTTドコモとKDDI(au)の通信網を借りてMVNO事業を展開していました。
 
同社は先日、契約者に自前回線への移行を案内していますが、自前の通信設備の整備が進むまで、東京・名古屋・大阪の三大都市圏以外は当面、KDDIの通信設備をローミング利用する方針です。
 
 
Source:日経xTECH
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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