ウォズニアック氏「Appleは折りたたみスマホで遅れている」と懸念


 
Appleの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏がBloomberg TVの取材に応え、折りたたみスマートフォンにおいてAppleが遅れを取ったことに対する懸念を示しました。

「折りたたみスマホが欲しい」

ウォズニアック氏はインタビューにおいて、次のように語っています。
 

AppleはTouch ID、Face ID、そしてスマホでの簡単決済など、複数の分野で長い間リーダーだった。しかし折りたたみスマホではリーダーではない。私自身、折りたたみスマホを本当に欲しいと思っているので、(リーダーでないことが)心配だ。

 
中国Royoleの「FlexPai」を皮切りに、Samsungの「Galaxy Fold」、Huaweiの「Mate X」と、立て続けに折りたたみスマホが発表されており、今後さらにXiaomiMotorolaTCLも折りたたみスマホを発表する見通しです。

Appleの多分野戦略を評価

しかしウォズニアック氏は、Appleの今後については明るい見通しを持っているようです。
 

iPhoneがあまりにも成功したので、iPhoneが長い間Appleの事業そのものになっていた。しかし今は多くの分野に手を広げており、その大半は非常に順調だ。

 
 
Source:Bloomberg
Photo:Woz.org/Photo by Sarnacki
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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