Apple Watchの「Heart Study」、不整脈検査で史上最大の参加者に


 
Appleとスタンフォード大学医学部が共同で行っているApple Watchを使った不整脈の研究「Apple Heart Study」が、史上最大の41万9,093人の実験参加者数に達した、と科学雑誌が伝えています。

実験結果は2019年始めにも発表か

「Apple Heart Study」が取り上げられたのは、科学雑誌「American Heart Journal」207号です。共同実験は、2017年11月29日から今年の7月31日まで行われ、多くのApple Watchオーナーがカスタムアプリをダウンロードし、心拍数センサーから取得されるデータを共有しました。
 
Appleとスタンフォード大の次に大きな規模の不整脈検査は、2万5,000人が参加したスウェーデンのものであることがわかっています。
 
スタンフォード大学によれば、共同研究は最後のデータ収集ステージに入っており、2019年始めにも最終結果が公開されるとのことです。
 
スタンフォード大学は、特に心房細動と呼ばれる不整脈の一種に注目しています。症状が現れにくいこともあり、心拍数センサーの使用が最も有効な検出方法ともいわれています。
 
AppleはApple Watch Series 4で心電図機能を盛り込むなど、医療機器としてのApple Watchの方向性をさらに推し進めています。
 
 
Source:American Heart Journal via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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