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Galaxy Note 7の度重なる爆発事故でリコール、ついには製造中止を余儀なくされたSamsungの、別のスマートフォンも爆発していたことが判明しました。
AP通信によると、フランス・ポー在住のラミヤ・ボーデインさんは現地時間11月7日、4歳の息子から渡されたGalaxy J5を手に持った瞬間、異様に熱くなっているのに気づきました。
熱をもっているだけでなく、膨らんで、煙まで出ているのを見てパニックになり、慌ててスマートフォンを放り投げました。するとたちまち発火し、背面がはじけ飛んだそうです。
ボーデインさんは6月にオンラインで新品を購入したばかりでした。
調査会社IDCのモバイルアナリストであるウィリアム・ストフェガ氏は今回の事故について、Galaxy J5が発売されてから数カ月が経過しているうえに、これまで同様の事故が報じられていないことから「独立した事故だろう」と述べています。
またストフェガ氏は、バッテリーの異常な過熱による爆発は、スマートフォンだけでなくノートPCでも起きる可能性があるとし、根本的な解決策はまだ見つかっていないと指摘しています。
SamsungはGalaxy Note 7の製造・販売中止に続き、米国内で販売していたトップロード式洗濯機のリコールを発表したばかりです。
Source:AP
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。