元Apple半導体部門トップが開発のSnapdragon 8 Gen 4が高性能と噂

 
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 4は、元Appleの半導体部門トップの3人によって2019年に設立されたNuviaが開発していたCPUコアをベースにしていることで、Geekbench 5ベンチマークスコアはApple M2を上回るとの予測が投稿されました。

TSMCの3nmプロセスで製造、新しいCPUコア採用と予測

投稿者のRevegnus氏（@Tech_Reve）によれば、Snapdragon 8 Gen 4はこれまでのArm CortexコアではなくNuviaが開発していたCPUコアをベースに開発される最初の製品になるようです。
 
同氏は、Snapdragon 8 Gen 4には、Nuvia Phonenix Iコア（高性能コア）が2つ、Phonenix Mコア（高効率コア）が6つ搭載され、TSMCの3nmプロセス「N3E」で2024年に製造開始されると述べています。
 
これらの変更により、Snapdragon 8 Gen 4はSnapdragon 8 Gen 3と比較してGeekbench 5ベンチマークスコアのマルチコアが9,100に達し、Apple M2の8,800〜9,000を上回ると予測されています。

Snapdragon 8cx Gen 3後継品がサンプルテスト中と噂

QualcommはSnapdragon 8 Gen 4以外に、8つの高性能コアと4つの高性能コアによって構成されるSnapdragon 8cx Gen 4を、小型軽量ラップトップ向けに開発している模様です。
 

SnapDragon 8 Gen 3
TSMC N4P
Geekbench 5
ST 1800
MT 6500

SnapDragon 8 Gen 4
TSMC N3E
Nuvia Phoenix I Core 2
Nuvia Phoneix M Core 6
Geekbench 5
ST 2070
MT 9100

— Revegnus (@Tech_Reve) March 25, 2023

 
 
Source:Wccftech
Photo:Gadget Tendency
(FT729)